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ルイボスティーとグリーンルイボスティーの違いって??
実は、一般的に知られているルイボスティーの他に、グリーンルイボスティーという別の種類があります。
ルイボスティーといえば、鮮やかな赤色の水色と、独特の香りを持つお茶をイメージされる方が多いと思います。それに対してグリーンルイボスティーは、ルイボスティーよりも少し赤みの薄いオレンジ色の水色に、まろやかでさっぱりとした味わいが特徴で、ルイボスティー独特の香りとは違った、さわやかさが特徴です。
見た目や味、香りがそれぞれ違うものですが、従来のルイボスティーとグリーンルイボスティーは、元をたどれば同じ種類のルイボスの葉を使用しています。
「ルイボスティー」と「グリーンルイボスティー」の見た目や味の違いは、茶葉の製造過程の違いによって生まれます。
従来のルイボスティーは茶葉を小高い丘状に積み上げ、水分を与えて6~8時間発酵させます。この工程によりルイボスの葉は緑色から赤茶色へ色が変わっていきます。
それに対してグリーンルイボスティーは、あえて発酵させずに急速に乾燥させます。ルイボスティーのように発酵の時間をとらないので、茶葉の色も柔らかな緑色のままなのです。
発酵させずに乾燥させるという発想は、緑茶と同じですね!緑茶と紅茶と烏龍茶の3種類の関係も、発酵度合の違いによるもので、元をたどれば同じ茶葉なんです。
グリーンルイボスティーは値段が高いから少し・・・という方も多いかと思います。
グリーンルイボスティーは独特な製造方法が故に、生産量が少なく希少性が高いため、従来のルイボスティーよりも価格が高くなる傾向にあります。
また、グリーンルイボスティーは茶葉を発酵せず、フリーズドライ製法という急速乾燥加工で発酵を食い止めるため、この乾燥設備を有する工場でしか製造ができず、これも価格に差が出る要因となっています。
多くの原料メーカーはそのような高度な設備をもっていないので、屋外の強い日差しのもとで、ルイボスの葉を長時間かけて干しているのが現状です。
ルイボスティーは発酵工程により、あの独特の香りや味を引き出していますが、この発酵工程によりミネラルなどの栄養成分が多く失われてしまいます。
一方、グリーンルイボスティーは発酵させないためルイボスの栄養素を保持したまま衛生管理された工場で作られます。
ルイボスティーは発酵工程により、非常に多くの栄養成分が失われてしまいます。一方のグリーンルイボスティーは、この発酵工程がないため、栄養成分が損なわれず製品となるため、通常のルイボスティーよりもはるかに優れた栄養価や効能が期待できます。
通常のルイボスティーと比べると、グリーンルイボスティーにはフラボノイドが10倍以上、アスパラチンという成分は約81倍も含まれています。
これはつまり、グリーンルイボスティー1杯で通常のルイボスティー約80杯分のアスパラチンを摂取できることになります!!
フラボノイドとは・・・・
ポリフェノールの一種で、日本人に多い生活習慣病などの予防に役立ちます。
アスパラチンとは・・・・
フラボノイドの一種であり、ルイボス特有の成分です。近年ではアスパラチンが持つ医療効果が次々と発見され、その成分の可能性に期待が集まっています。また、このアスパラチンは煮出すことによりより多くの成分を浸出させます。
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